この度、本作の舞台であるキャッツキル山地の山頂で撮影された本編映像が解禁!

舞台は、アメリカ・ニューヨーク州に広がるキャッツキル山地。父クリスとその友人マット、ふたりの大人とキャンプに出かけた17歳の少女サムが、行程の途中で置かれていく状況と、そのなかで“いいこ”でいようとふるまう姿を捉えた、象徴的な一幕だ。

山頂に到着し、電波が入ると、サムはガールフレンドからの連絡を確認する。雄大なキャッツキル山地の景色の中で、外の世界と再びつながるその短い時間は、キャンプのあいだ張りつめていた感覚から、彼女が一瞬だけ自分自身へ戻るための、ささやかな切り替えのようにも映る。その後、ふたりの大人はそれぞれ自分の関心や感情に没頭したまま会話を続けていく。彼らはサムの視線や沈黙にほとんど意識を向けない。一方でサムだけが、その場に流れる温度や間合いを受け止めながら、どんな振る舞いをするかを自分で決め続けている。サムは何かを任されているわけではない。ただ、大人たちが自分のことに集中するあいだ、彼女だけがその場の流れを受け止めている。その視点の差が、この場面の印象を決定づけている。
本編映像はこちら https://youtu.be/j9cQU6CyXBY