<アフターストーリーあらすじ 前編>
法律が変わったら結婚しようと約束を交わしてから5年後。コンサル会社の社員として働く水無瀬(本島純政)の周りでは、結婚や家庭の話題ばかり。そして、翌日には根本(宮地樹)と栞(古田愛理)の「結婚を祝う会」が控えていた。ある日仕事の合間に蛭川(上村謙信)のSNSを見ていると、ちょうど蛭川から電話がかかってくる。映画監督として活躍する蛭川が撮影続きでしばらく会えていない二人は、週末に会えることを楽しみに、電話を切る。水無瀬が仕事に戻ると今度は母親から結婚を迫るメールが届く。咄嗟に蛭川に電話をかけようとするも思いとどまった水無瀬は、メールを閉じて黙々と仕事をするのだった。その夜、水無瀬が会社を出ると、突然横に停まった車から声をかけられる。