自らの命と引き換えに地動説の証明を未来へと託したラファウの死が衝撃的だった第1章、地動説の証明にたどり着くもバデーニ、オクジ―、ヨレンタが悲劇的な最期を迎え、それが大きな感動を呼び起こした第2章。
この度解禁された第2弾の本PVでは、地動説を証明するために信念と命を懸けたラファウ、バデーニ、オクジ―、ヨレンタの名セリフが、新章のメインキャラクターたちに繋がっていく流れに胸を打たれる映像となっている。「金を稼ぐ」という強い信念を持つドゥラカ(CV 島袋美由利)が地動説に関する本に衝撃を受け、その本を出版することで「既存秩序と対峙し新たな地平を次世代に広げることだ」と話すシュミット(CV 日野聡)。新たな者たちに“受け継がれた信念の炎”。「地球を動かすとしよう」というセリフで締めくくられるPV映像には、これまで物語を追ってきた人なら誰もが胸を熱くするだろう。さらにヨルシカの新エンディング曲「へび」の一部も解禁され、より一層盛り上げてくれる。
第2弾本PVはこちら https://youtu.be/Aju1yusWVKo
<ヨルシカ(n-buna) コメント>
ある日見たへびの鱗が綺麗だったので、へびをテーマにした曲を書いていた時、ふとチ。との親和性を感じました。
聖書では知恵の実を食べる人間と、それを唆したへびの構図が有名ですが、それはシンプルな知への欲求の比喩だと解釈できます。
そこから、へびが春に眠りから目覚め、外に這い出して世界を知る歌を書きました。また、この歌が典拠としているのは唐代の詩人、元稹の「離思」の一節です。
曾经沧海难为水
除却巫山不是云
意訳すると「大海を知った後ではただの水では満足できない。巫山の雲以外を雲とは思えない」大海も巫山の雲も、元稹が亡き妻に向けた比喩です。シンプルで奥行きのある愛の詩です。