この度解禁された本予告映像では、高校の同窓会に出席したシルヴィアが、帰宅した自宅前で寝ていたソールに声をかけるシーンから始まる。ニューヨークでソーシャルワーカーとして働くシングルマザーのシルヴィアは、同窓会の日に自分を尾けてきた理由を問い詰め、「都合が悪いと忘れるの?」と怒りをぶつけるが、ソールはただ一言「覚えていないんだ」と答える。その後、ソールが若年性の認知症を患っていることを知り、ソールの姪から「叔父を見てもらえたら嬉しい」と頼まれたシルヴィアは、彼と時間を共有するようになる。しかし、忘れたい過去の傷が癒えないシルヴィアは、深入りすることを恐れ、ソールとの距離を縮めることにためらい続ける。そんな中、ソールが「自由を奪われた」と呟くと、シルヴィアもまた「あの出来事が忘れられない」と心の奥に秘めていた思いを吐露し、涙を流すのだった。記憶の苦しみに囚われた二人が、互いに支え合う中で、凍りついた心は少しずつ溶けていく様子が切り取られている。

本予告はこちら https://youtu.be/1KoFJuqzlT4

海外では、「記憶が光り輝くシーンを倍増させ、信じられないほどのフィナーレをもたらす。傑作だ」(パリジャン紙)、「紛れもないパワーを持った作品。今の時代に必要な映画だ」(ル・モンド紙)、「フランコ監督は、優しさと希望とともに素晴らしい驚きを与えてくれた」(テレラマ紙)、「記憶の隙間をなんとかすり抜けていくカップルを描いた美しい愛の映画」(リベラシオン紙)など、ジェシカ・チャステインとピーター・サースガードの素晴らしい演技力だけでなく、作品の内容も評価が高く、期待値が高まるレビューが相次いだ。ハリウッド俳優のジェイク・ギレンホールもインスタでハートマークを投稿するなど、映画関係者からの支持も熱い。

1

2

3

RELATED

PAGE TOP