この度、小泉堯史監督の過去作『明日への遺言』の主題歌を担当した歌手の森山良子、2024年パリオリンピック卓球女子団体・銀メダリストの平野美宇、品川庄司の庄司智春、おかずクラブのオカリナ、体操のお兄さんで知られる佐藤弘道、「チーム・バチスタの栄光」や「ブラックペアン」など、数々の医療ドラマの原作を手掛けた作家であり医師の海堂尊など、幅広いジャンルの著名人から本作へのコメントが寄せられた。さらに、本作が江戸時代に実在した町医者の物語であることにちなみ、医師で医療ジャーナリストの森田豊、産婦人科医の丸田佳奈もいち早く本作を鑑賞し、賞賛のコメントを寄せた。
コメント全文(※敬称略/五十音順)
<オカリナ(お笑い芸人・おかずクラブ)>
「己に恥じない生き方を」の台詞に1 番グッときました。誰かやお天道さまでもなく最も身近にいる自分に恥じない生き方が出来れば真っ直ぐ進めるなと私自身の指針にもなりそうです。疱瘡に正面から向き合い今までと違う学びで人を救おうとする姿、妻の献身さ、知らない治療法への怯えなどが描かれており現代に通じそうだけど情報が多すぎる現代でもこれほど向き合えるだろうかと考えさせられました。
<海堂尊(作家・医師)>
雪華舞う、静謐な世界に一人の町医者の熱い想いがほとばしる。
日本の医療の原点、幕末の福井にあり。
幕末の医療人の奮闘を描いた、医療映画の傑作です。
<北村晴男(弁護士)>
1年程前に原作を読んでいたが、本作品は期待を寸分も裏切らない。江戸末期の日本人が確かに持っていた命がけの使命感と勇気。「銭を頂いてする様な仕事ではありませんでした」と言う庶民の心意気に胸が熱くなる。
<佐藤弘道(体操のお兄さん・タレント)>
人と北陸の美しさ、優しさ、厳しさ、映像を見て楽しめた。音楽も心地よかった。 私自身、「脊髄梗塞」という治らない病に侵されているが、この作品を観て希望を持つことが出来た。これからも医学の進歩を信じる。