声優の心得として「キャラクターが口を動かしてたら、台本にセリフがなくても何かしらの声が入ります」と教えてもらったと明かし、「そうなんだ、と思って。それは初めてだったので苦労しました」と笑う見上。「ただ映画とかドラマでも、普段の走っている息遣いって、後から自分の動きに合わせて、その声だけを録ることが多いんです。それでよく『走ってる風な声はうまいね』と言っていただけることがあったので、そこはちょっと自信を持っていくぞと思って、ハァハァしてました」と笑顔を見せた。
また収録を一緒に行った花江の「ここがすごいと思った点」を尋ねられた見上は「わたしが言うのは失礼だとは思いますが、全部です!」とキッパリ。「私は3日間収録があって、1日目がひとりで。2日目にご一緒して、3日目がまたひとりだったんですけど、花江さんから影響を受けすぎて。3日目にひとりになった時に、1日目に録ったひとりのシーンを全部録り直すくらい影響を与えていただいて」と振り返ると、「花江さんの声が、目をつぶって、絵を見なくても感情が体に入ってくるくらいに伝わってきて。『すごい、どこから声が出てるんだろう』と。技術的なことはもちろんですけど、すごく心を動かしながらやってらっしゃるんだろうなっていうのがすごく伝わりました」と感じたという。
一方の花江は、収録の最初は緊張しているように感じたという。「その日は1日中録ってたんですけど、最初と最後でお芝居に対するアプローチが変わってきたなという印象がありました」とのことで、「実は3日目は見上さんがおひとりで録られていたんですけど、僕もちょっとだけリテイクで現場に行ったんですよ。その時の表情や佇まいが、昨日と違うなと。まるでリタのように、この短期間でものすごい成長を感じられたなと思って。個人的にすごくビックリしました」と振り返った。
