また山奥での撮影の裏話になると、若葉がまさかの心霊体験を告白。「宿泊先のホテルに幽霊がいて耐えられなくて、後半は自腹で違うホテルを取って過ごしました」と明かし「柄シャツのおじさんが化粧台に鏡を見ながら座っていました」と幽霊の情報を詳細に解説した。すると同じホテルに宿泊した杉田も「ホテルの部屋のテレビがいきなり付いたりした。撮影現場よりもホテルの方が怖かった」と怪現象に襲われていたそうで、若葉は「このホテル絶対におかしい!と思ってネットで調べたら、一発目に“心霊”と出てきた。あ、由緒正しいそういうホテルなのね…と思った」と妙に納得していた。

杏奈たちを襲う麻宮村の見えない“掟”にちなんで、2025年に自分に課したい“掟”を発表。深川は「フードデリバリーはほどほどにしたい」といい「自炊するけれど、便利なので一度頼むとクセになる。今年は宅配の頻度を減らしたい」と照れ笑い。若葉は「日課にしてるトイレ掃除を今年も続ける」そうで「毎日トイレ掃除から始めて現場に行きます。トイレはその人の人間性が出ると聞いたことがあるので、見えない場所こそ綺麗にしようと続けています」とルーティンを明かした。

田口は「仕事のないオフの日は午前中に起きるようにしたい」といい「学生気分が抜けなくて、翌日がオフの時は朝3時くらいまで起きて昼くらいまでゴロゴロしちゃう」と反省。これに深川が「体力があるということ!」と前向きに捉えるも、田口は「僕らみたいに死滅する年代は死に近いから棺桶代わりに昼過ぎまで寝てしまうのかな?」と自虐を放っていた。一方、杉田は若葉に感化されて「トイレ掃除、毎日します!」と今年の目標にしていた。

最後に主演の深川は「撮影に入る前に監督から夫婦二人を100%善人には見せたくないと言われて、それがとても印象的でした。劇中では夫婦VS村人という構図になるけれど、白黒ではなくてグレーの部分を描いていて、視点によってはどちらにも同情できる余地があるのがこの映画の好きなところです。ジワジワと迫りくる不穏な空気を楽しんでいただけたら幸いです」と呼び掛けていた。

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