アンケートのコメントが書かれた⽤紙を⾒つめながら森ガキ監督は「皆さんのコメントを⾒ていたら、やっぱり『家族だからストレートに何でも⾔えるわけじゃないんだ』というのを実感して。親や兄弟にもストレートに⾔いづらいというのがあるのかもしれません。⼭吹の感情に共感するコメントも結構ありましたし、それはうれしかったですね」と振り返った。⼀⽅⾼杉は、数あるコメントの中から「私⾃⾝も、⾃分⾃⾝の優しさは偽りなのではないかと思う瞬間があります。⼭吹はお⺟さんの苦しむ姿を少しでも軽減するために⼿紙を送り続けていると感じたのですが、私も⼭吹君の⽴場ならそうするのかなと考える場⾯でもありました」と気になるコメントを読み上げ、「僕⾃⾝もそういう⾵に思いながら(⼭吹を)演じていた部分もありました。彼⾃⾝の優しさと、⾃分⾃⾝が⽣活していく中での優しさはどれぐらい優しさとして成⽴しているのかなとか。その⾏為⾃体は⾃分⾃⾝のためであって、他⼈への優しさとして成⽴しているのかどうか。そういう意味では『偽りなのではないかと思う瞬間がある』というのはすごくよく分かります」とコメントへの共感を明かしていた。

さらに姉の紅に投票が集まったということに関して、森ガキ監督は「お姉ちゃんは⼀番まともなんですよね。だからこそこの家族から逃げ出したくなるのが普通だよなって思うから。僕の中で演出をしながら、紅ちゃんと(祖⺟の)澄江がいるからこそ、この家族は成り⽴っているんだなと思っていた」と説明。「でも、それが接着剤的な感じにはなっているけれど、それを修復させようとしている⼭吹の懸命な姿は、演出をしながら実はちょっと⼼の中でジーンときてしまいました」と付け加え、撮影時のエピソードを披露した。

1 2

3

4 5

RELATED

PAGE TOP