本作のタイトルにちなみ、共演者同士の知らないタレコミを暴露し合う企画が行われ、“撮影中強制退場!”とタレコミをした三木監督は、最後のミナミの歌唱シーンのリハーサルで、中島を会場から退場させたと明かし「ミナミが登場しただけで(中島が)もうウルウルしてるんですよ。これは本番前なのにやばいぞってなって『出ていって』って言いました」と説明すると、中島は「僕が感情移入をしすぎたせいで、ミナミを見るだけで泣いてしまうような状態でしたので、一旦帰されました(笑)家に帰ってから気持ちを作りなおして、本番に挑んだんですが、涙の調節が大変なくらい、歌の力で涙を引き出されてしまっていました」と語った。

続いて、“アドリブでチュー?”とタレコミを暴露した桐谷は「タレコミも何もしっかり本編に映っているんですけど、僕が演じる梶原がいい案を出して、リクが喜ぶというト書きだったんですけど、(中島に)テストからいきなりチューされて、大胆な子だなって思いました。初めましてだったら遠慮してできないと思うので、健人との普段の間柄も映像にいい風に反映されたんじゃないかなと思います」と手応えをにじませ、中島は実は事前に三木監督には伝え、OKをもらっていたそうで「突然のキスになってしまってすみません」と桐谷に謝罪した。

そして、“行きつけがまさかの一緒”とタレコミを暴露したmiletは「撮影中にお話しして発覚したことだったんですけど、風吹ジュンさんと私の行きつけのスーパーが一緒だったんです」と明かし、「私もほぼ毎日のように行っているスーパーで、1度もお見かけしたことはないんですけど、それを知ってすごく嬉しかったですし、おかげで地元トークがかなり盛り上がりました」とほっこりエピソードを披露した。

さらに、“走るの早すぎ!誰も追いつけない”とタレコミを暴露した中島は「アクション超大作みたいな劇中劇があって、全力疾走をするシーンがあるんですけど、想像の1000倍(miletの)足が早い」と目を丸くして会場を沸かせ、「同じタイミングで走ってみたら本当に早くて、ちょっと本気を出したんですけど競ってくるから“強っ!”って。運動神経がよくてすごいなと思いましたし、ああいう走り方をするのはmiletかトム・クルーズくらいです(笑)」と舌を巻いた。

イベント終盤では、ある日突然“もしも”の世界へと変わってしまう本作の内容にちなんで、ステージ装飾が一瞬で早変わりする演出も行われ、中島の合図とともに横断幕が落とされ青からピンクに変化した背景をバックにフォトセッションが行われた。

最後に、miletは「初挑戦の映画が三木監督のこの作品で本当によかったなと思っています。ミナミという役を通して、大切な人がそばにいるって当然じゃなくて、かけがえのないことなんだって思わされました。皆さんがもしもの世界に飛び込んだときに、どんな行動をして、どんな風に人を大切にするのか考えながら見ていただきたい作品になりました」とメッセージを送り、中島は「映画人生の中で10本目の作品となります。三木監督の作品でご一緒できて、念願叶って夢を叶えることができて嬉しいです。普段気づけない大切な何かが分かる愛情あふれた作品になっております。みなさんの心の奥底に届きますよう、僕も思いを込めているので、ぜひ愛してください」と呼びかけた。

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