イメージ通りのキャステイングが実現したという近藤監督は「こちらが何も言わなくても素晴らしくやっていただけたのが印象的。プロって凄いと思った」と感激。本作にはすでに絶賛評が相次いでいるが「地味すぎるのではないか?と不安もあったけれど、そんなところも含めて僕が怖いと信じていたものがきちんと伝わっていることがわかって嬉しかった」としみじみ。平井も「日本らしいホラー映画が出来たと思った」と手応えを得ており、森田も「今まで自分が観てきたものとは違うホラーの角度がある」と異色作だとおススメしていた。

また最年長の藤井は司会者から「VHS 世代」と言われると「失敬な!」とプンプンするも、VHS の思い出について「初めてテレビを録画したのは小学校5年生の頃。ビデオデッキの形も覚えているし、3倍で撮ったテレビ番組、標準で撮ったテレビ番組も覚えている」とノスタルジー。しかしVHS をリアルタイムで知らない世代のキャスト陣は「3倍って3倍速の事?」とチンプンカンプンで、近藤監督は「杉田さんはVHSを再生するシーンでビデオの入れ方すらわかっていなかった。ジェネレーションギャップですね!」と時代を感じていた。

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