公開初日に公開記念舞台挨拶が実施され、主演の松坂桃李、共演の芳根京子、役所広司、そして小泉堯史監督が出席した。

満員御礼で迎えた公開初日。福井藩の町医者で漢方医の笠原良策を演じた主演の松坂は「時代劇は芳根さんとご一緒した『居眠り磐音』以来ですが、改めて時代劇は良いなと思いました。」と実感を込めながら挨拶した。
本作の撮影については「撮影自体は本当に早くて、小泉監督の現場というものは朝入ったら照明もカメラもすべてセッティングされています。段取り・テストをやって本番という流れで、撮影自体も多くて2、3シーンくらいで昼過ぎ、遅くとも午後3時には終わっている。そこから翌日のリハや本読みをするという、充実した時間を過ごしていました。撮影そのものは過酷ではなく、むしろ健やかなとてもいい状態で毎日現場に行かせていただきました」と振り返っていた。
