この度、特報および場面写真が解禁となった。また、本作のW主演の伊集院香織と後藤まりこ等キャストよりコメントが届いた。

特報映像はこちら https://youtu.be/QInrbVnAAms?si=LeGCHiTbl8SuFnWH

<ギタリスト・南條珠役 伊集院香織>

3markets[ ]というバンドのMVに出演したときに、その監督が本作の岡本監督でした。そのMVがとても良かったので自分のMVも岡本監督に作っていただいて。そんな交流から、岡本監督の前作『ディスコーズハイ』では路上ミュージシャン役で出演しました。岡本監督から「次回作で是非主演をしてほしい」とオファーを頂き、前作が本当に面白かったので是非出たいと思い、二つ返事でお受けしました。

珠役に共感した部分は沢山あります。自分の物語だと思うほど。音楽や映画が人生の救いで、それが自分の人生の主軸であるところや、熱いオタクであるところ。人付き合いが少し苦手なところ。でも本当は友達が出来たらとても嬉しいところとか(笑)共演した後藤まりこさんと津田寛治さんは、二人とも本当に本当に気さくでした。後藤まりこさんは私が元から大ファンで、共演できて光栄でした。出番前に前髪切りたくなって「ハサミ欲しい〜」って独り言を言っていたら、わざわざ後藤さんがスタッフさんに借りにいってくれたり超優しい人で。いつも無邪気な笑顔で話してくれた一方、ライブシーンでは息を呑むような緊張感と衝動を解放するギャップにファンとして感動しました。めちゃくちゃ魅力的な人です。

津田寛治さんは、会う前は緊張しましたが、終始私が打ち解けられるようにか、気さくに話しかけてくれていました。出番前は好きな映画の話をしたりして。おかげで本番では硬くならずにリラックスして演技が出来ました。津田さんが本気だからこちらも本気でぶつかることが出来て、演技を引き出していただけた実感があり、とても感謝しています。

初めての主演で、初めて完成版を見るときはかなりドキドキしましたが、とても良い意味で、自分が演じたのではないような気持ちで見ることが出来ました。監督の手腕のおかげですが、一観客と同じ気持ちで見て、胸が熱くなりました。個人的に、エンドロールで涙が溢れる映画は良い映画だと思っているのですが、まさにそんな映画でした。いつだってキツいときは、音楽を聴いて、映画を見て、現実から逃亡するときもあれば、現実に立ち向かう勇気をもらっていました。そんな私のような人には、是非劇場で『ボールド アズ、君。』を浴びてほしいです。きっと、僕らは勝手に救われる。

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