舞台挨拶の最後には、登壇者を代表して中島セナ、當真あみ、吉⽥浩太監督が観客に向けてメッセージを送った。

中島は、本作が⼤⼈にとってはかつての学⽣時代の痛みや楽しさを想起させるものであり、現役の学⽣にとっては「今どういう⾵に過ごしているのか」を⾃問するきっかけになると分析。その上で「映画を⾒て何か感じてくれたことがあったら嬉しいです」と観客に語りかけた。

當真は、登場⼈物たちが何かに焦り、苦しみながらも、周囲に気を取られて⾃分⾃⾝が⾒えなくなっている姿に⾔及した。當真は、そうした状況は⾃分⾃⾝や観客の⽇々にも重なる部分があると指摘し、「⾃分の⼼の声を⼀番に⼤事にしてほしい」と⼒強く訴えた。そして、この作品を⾒た⼈々が⾃分の⼈⽣を⼤切に過ごすことへの願いを込め、挨拶を結んだ。

最後にマイクを握った吉⽥浩太監督は、劇中の重要アイテムである「⻘いノート」につけられた⼀本の傷について触れ、それこそが「この映画のテーマだ」と明かした。監督は「⼈間誰しもああいう傷が⼼に⽣まれる」と語り、観客に対して映画を単に客観的な物語として⾒るのではなく、⾃分⾃⾝の⼼の傷や体験と重ね合わせ、当事者として受け⽌めてほしいと呼びかけた。

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