岐⾩県関市のご当地映画として撮影された本作だが、ぐんぴぃは東京での公開記念舞台挨拶に登壇しての気持ちを尋ねられると「(地⽅とは)全然気持ちが違う!やっぱり東京でやるもんですな。⽇本ってのは東京ですな!ご当地映画?」とのたまい、周囲から「これ、『地⽅が良いね』って映画だから!」とツッコミが⾶び劇場は爆笑に包まれる。
ぐんぴぃはご当地映画の製作を命じられた怪獣映画好きの地⽅公務員・⼭⽥を演じているが、役作りについて問われると「監督に『役作り、必要ですかね?』と聞いたら『いつも通りでいいよ』と⾔われて 悔しかったですね(笑)。怪獣の役もやったんですけど、役作りやりましたよ!部屋で『⼈間が憎い…!ビルを壊したい…!』って気持ちから⼊りました」と明かす。⼋⽊監督はパンツ⼀丁での怪獣シーンについて「すごかったです。ぐんぴぃじゃなきゃできない場⾯だったし、ぐんぴぃじゃなきゃ、この映画は誕⽣してなかった」と語り、⼿塚も「神々しかった!」と絶賛していた。
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ぐんぴぃにとっては映画初出演にして初主演となったが、「オファーをいただいてもずっとドッキリだと思っていました。最初の撮影が怪獣のシーンで始まったのですが、『どうせドッキリでしょ?』と思っていたけど『岐⾩まで来たし違うかも…』と思い始めて、『パンツ⼀丁になってください』と⾔われて『ほらドッキリじゃん!」って思った(笑)。あれが本当に流れるとは思いませんでした』とふり返る。
清⽔ミチコ演じる市⻑の秘書・吉⽥役で映画初出演を果たした菅井は、「吉⽥は、すごくまっすぐで真⾯⽬で『こうすべき』と思っているし、厳しい市⻑に従っているんですけど『こうしたい』という思いもあって、そこは丁寧にじっくり映画撮影に挑めてありがたかったです。吉⽥もいろんな恰好をさせていただいて、着ぐるみや、付けたことないような⾓とかも付けて、⾯⽩く思っていただけたら嬉しいです。⾃分⾃⾝もぶっ壊すことができたなと思います」と充実感をにじませる。
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