この⽇は市⻑役の清⽔ミチコからビデオメッセージも到着。清⽔は⾃⾝の役柄について「映画を作ろうと頑張るみんなを叱咤激励する役なんですけど、叱咤激励というよりは叱咤!叱咤!叱咤!ということで、すごく怒ってばっかりの役だった」と苦笑交じりに述懐。また、初対⾯の挨拶の際に、ぐんぴぃが⾷事中だったそうで「(ぐんぴぃさんが)『よろしくお願いします』と⾔ったら、⼝からご飯が⾶び出して、『汚ねぇな!』と⾔ったのを覚えています(笑)」と明かし、これにはぐんぴぃは「申し訳ないです!めちゃくちゃしくじりました(苦笑)」と平謝りだった。
映画にちなんで、登壇陣に「ぶっ壊したいもの」を尋ねると、ぐんぴぃは「夢を追う映画なので、そういう時に『⼤丈夫かな?』みたいな気持ちを抱いてしまうけど、⾶び出してしまえばたいがい⼤丈夫なんです。だからそういう気持ちをぶっ壊したい!」と⼒強く語る。
菅井は「いままでの⾃分は『⼈にどう⾒られるか?』とか、そういうことを無意識に考えて、シャッターみたいな透明な壁ができていたのですが、撮影を通してそういうものを壊していきたいと思ったし、映画を⾒てくださった⽅に、『周りにどう思われるか?』より『こうしたい』という思いが届いていたら嬉しいです」と呼びかける。
⼿塚は、⼋⽊監督が芸能事務所「タイタン」の社員で、普段はぐんぴぃのマネージャーをしていることを明かし「最初は『僕、ぐんぴぃのマネージャーなんです』というところから始まって『え?監督がマネージャー?それで映画撮るの?』と思ったんだけど、脚本を読んで、プランを聞いている内に、『これはとんでもない映画になる!』と思いました。この映画⾃体が、サラリーマンをぶっ壊して監督になっていく過程の話なので、ぐんぴぃさんを⾒ながら⼋⽊監督がオーバーラップしてきて、『⼋⽊、頑張れ!』って気がしました」と語った。
三⼾は「パッと出てきたのが、昨⽇、歩きすぎて⾜の裏に⽔膨れができて痛くて…⽔膨れをぶっ壊したい」と語り、会場は笑いに包まれる。
⼋⽊監督は、ぶっ壊したいものとして「ご当地映画の壁」と語り、「この映画は変な映画ですがご当地映画です。よくあるみなさんが思っているようなご当地映画にしちゃ絶対ダメだ!と思って、『これ、ご当地映画だったんだ?』と⾒終わって後から気づくようなエンタメになればと思い、本当にぶっ壊したいと思っていましたし、ぶっ壊れてるといいなと思います」と熱く語り、客席からは温かい拍⼿がわき起こった。