本編シーンの後に続くのは、主演のみならずプロデューサーとしても本作に名を連ねたシャラメが、ボブ・ディランについての想いを明かす特別映像だ。マンゴールド監督、エル・ファニング、モニカ・バルバロが言葉を続け、ジョニー・キャッシュ役を演じたボイド・ホルブック、エドワード・ノートンらの姿も映し出されている。
シャラメは、「この映画が扱うのは1961年から65年だ。どの時代のボブが好きかによるけど彼の人生で最も記録の少ない時期だ。」と本作がディランの伝説の始まり=青春時代を描いた作品であると語り、マンゴールド監督も「その時期は、彼の人生とフォークの歴史においても面白い。一人の若者が大都市にやってきた。所持金2ドルのその流れ者がニューヨーク音楽会の王者となる。」と明かしている。マンゴールド監督は伝説の始まりとなるディランの青春時代を、数々の名曲とともに辿るエンターテイメントとして見事に昇華させ、ディランの素顔に迫る青春映画として他と一線を画す作品を誕生させた。
「当時の音楽と時代の精神、さらに、枠に収まらない男の精神も描いた。」とプロデューサーとしての視点も踏まえて明かすシャラメは、「ボブ・ディランは人気が高く崇められている。生きた映画でなきゃ!挑戦して良かった。ボブ・ディランへの忠実な讃歌さ。彼の音楽を人々に聴いてほしい。一生の宝になるよ。」と、改めてディランへの敬意と本作への意気込みを語り、映画公開への熱い想いと自信を覗かせている。
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豪華特別映像はこちら https://youtu.be/PDKnfxRIkQ4