現在開催中の第75回ベルリン国際映画祭にて上映され、ジェネレーション部門にてでスペシャルメンション(特別表彰)を受賞。
「ジェネレーション部門」は1978年に設立され、子どもが主人公であり、子どもを題材に扱った作品が対象。今回、『海辺へ行く道』は、4歳以上が対象となるGeneration Kplusに選出され、国際審査員によるスペシャルメンションを授与された。国際審査員からは、「この映画は、優しさと遊び心のあるユーモアで私たちの心を掴みました。明るく陽気な想像力と創造力で、芸術の無限の可能性と、予期せぬ出来事と出会う幸福を思い出させてくれました」と評された。
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なお、これまでの日本映画で、同部門でのスペシャルメンション獲得は、『ウィーアーリトルゾンビーズ』(19/長久允監督)、『風の電話』(20/ 諏訪敦彦監)があったが、Generation Kplus部門での授与は本作が日本初となる。