付随してケナがニュージーランドでかけがえのない友⼈となるジェインに「幸せ?」と聞いて笑い合うシーンについては、「⼤抵の作品では海外で出会った男⼥は恋⼈同⼠になりますが、私はそうしたくなかった。ふたりをよき友達として⽀え合う存在にしたかった。そんなふたりのなにげないニュアンスを表したシーンです。⼀⾒なんでもないシーンに注⽬してくださって、ありがとうございます」と感激していた。

また⼩説とは異なるラストには「僕は基本的に決めずに動く⼈が好きなので、ケナにもいつも新しい可能性を求める⼈にしたかった」とのこと。本作の公開にあわせて、劇場初公開作を含む過去4作の特集上映「映画監督チャン・ゴンジェ 時の記憶と物語の狭間で」も決まり、来⽇も決定しているチャン・ゴンジェ監督。

最後に「よい機会がありまして、『ケナは韓国が嫌いで』だけでなく僕の過去の作品も⽇本のみなさんに観ていただけることになりました。ご興味お持ちいただけましたらぜひチェックしてみてください。お気をつけてお帰りください」と平⽇の夜にも関わらず多くの⽅に集まっていただいた感謝を述べた。

1 2

3

4

RELATED

PAGE TOP