『グレイテスト・ショーマン』を超える没入感と、圧巻のミュージカルシーンの数々も見どころの『BETTER MAN/ベター・マン』。そんな本作の魅力と、お気に入りのシーンについては「音が凄かったんですが、特に道路のシーン!私がしゃべるよりも観てもらったほうが…!とにかくすごい映像でした。全部よかった!」とスクリーンに映しだされた豪華絢爛なミュージカルシーンの一つ一つに目を輝かせながら大興奮。なお、本作では主人公のロビーが、ポップスターとしてステージ上で振る舞う自分と、本来のありのままの自分とのギャップに苦悩する姿が描かれるが、ロビー同様、華やかな芸能界で活躍される重盛にとって彼に共感する部分、また、カメラの前やSNSを通して公の場で見せる自分と、素顔の自分とのギャップに苦悩した経験があるかを問われると「逆にギャップをうまく使っているので、そこで悩むことはあまりないです」とあっけらかんと返答。曰く、テレビなどのタレント業は可愛らしい服装を着用しているが、Instagram にはボーイッシュの私服しかアップをしない、というSNS総フォロワー200万人越えの彼女が意識する “良い意味のギャップ”を駆使しながらセルフプロデュースをしている旨を披露。
試写会で一足早く鑑賞した方々が深く感動し、号泣しているという声が届いている本作。グッとくるポイントについては「おばあちゃんとの絆です。ロビーに対して『ありのままでいいんだよ。』と優しく言葉を添えてくれたり、おばあちゃんのひと言ひと言が暖かくてすごくグッときました。家族愛にホロっとして…。」と優しい笑みを浮かべながら回答。

“サル”の姿で描かれた本作の主人公・ロビーにかけて、「芸能界で“サル”に似ている人は誰を思い浮かべますか。」というユーモラスな質問に対しては、「先程もお名前を出させていただいたナイナイの岡村さん!」と即答。さらに岡村がロビーと重なる点もあったようで、「ステージで踊っているところがすごく重なりました。個性的でカッコいいので!岡村さんにも観てほしいです。」と思わず笑顔。また祖母に救われたロビー同様、そんな岡村に救われたエピソードとして番組内でのテスト企画を挙げる。「テストの企画で私が最下位になった時に、(周りの人に)沢山笑われていたから普通に落ち込んでいたら、教壇からグー(サムズアップポーズ)ってしてくれて、気持ちが嬉しくなりました。」と芸能界の先輩との思い出をしみじみと回顧した。
最後は、「この映画を観る前よりも観た後のほうが、自分の個性だったりコンプレックスが意外と輝く武器になるんじゃないかなと、自信がもてるのではないかなと思います。また、スターの光と影がリアルにでている作品だと思うので、エンターテインメントの世界を目指している人には是非観てほしいですね !」と彼女らしく朗らで前向きなメッセージを残し、イベントを締めくくった。