同じ顔をした人々が街にあふれる社会が舞台の『顔のない街』

吉田は「SFではあるものの、今後世界がこうなりそうな未来が見えてしまうようで怖い話ですが、技術も発展する中でそこに逆らうのは難しいのではないかと思いました。そんな社会の中にあって自分がどのような選択をしていくのか、凄く考えさせられながら撮影していました」と回想。

香椎は「まさに今の時代にピッタリの作品!」と今日(こんにち)的なテーマに太鼓判を押しながら「本作を通して今一度、自分らしさや自分である事の大事さを考えて欲しい」と呼び掛けた。村上監督はフランスやアメリカの映画祭で上映された際の反応に触れて「これは日本独特のカルチャーなのか?という質問があったりして、日本では当たり前に思っている事が外国では違ったりする、そんな事を考えながら観ていただくのも面白いかも」と話した。また村上監督は本作の魅力を「美しい違和感」と発表。村上監督は「同じ顔が大量にいる不気味な違和感と、ストーリー上で感じる違和感が物語の真相の伏線になっているので細部まで観て欲しい」と期待していた。
