<ゾンビ先⽣・近畿⼤学総合社会学部教授:岡本健 コメント>
なぜだろう。観ているとなんだかとっても優しい気持ちになれるゾンビ映画。独特のテンポに癒される。
今の世の中、いろんなことで疲れてしまっている⼈が多いですよね。そんな時にすっと⼼の隙間に⼊り込んでくれるのが本作です。
事前情報を⼀切⼊れず、観ていただきたい。観終わったあなたに残るのは希望か、それとも、絶望か…。
久々にそんな映画体験、『ゾンビ1/2』で、いかがですか?
<ゾンビ映画ウォッチャー:zombie⼿帖 コメント>
12歳の少⼥がゾンビ映画制作に挑む姿を追った『Zombie Girl: The Movie』というドキュメンタリーがある。⽇本未公開ながら、その純粋でひたむきなゾンビ愛が強く印象に残る⼀本だ。──『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』を観て、あのときの感覚がふっとよみがえった。
<ジャンル映画⼤好きツイッタラー:末廣末蔵 コメント>
90年以上に渡るゾンビ映画の変遷を経て、ここ⽇本に⽣まれた「はんぶんゾンビ」という新しい概念。「はんぶんおとな」はこれから成⼈だが、「はんぶんゾンビ」は腐りかけの成⼈。このゾンビをイケメン俳優たちが演じるのも本作の新機軸、それも無気⼒という超イマドキの⻘年像を重ねて、ゾンビ映画の枠の中で彼の⼈間的、いやゾンビ的成⻑を描く⻘春残酷物語である。
この混乱した世界において、『岸辺露伴は動かない 懺悔室』でも”最狂”演技で度肝を抜いた⼤東駿介が怪しく蠢き独特の磁場を⽣じさせるのも⽩眉。
<ナツキン@毎⽇おすすめ映画を紹介する⼈/おすすめ映画紹介⼈ コメント>
半分ゾンビの⾝体を持ちながら⼈の⼼を持つ葛藤。
この作品を鑑賞し種族(⼈間とゾンビ)を超えた愛というテーマから、令和版『ウォーム・ボディーズ』という⾔葉が頭に浮かびました。
そのテーマを軸に、太⽥えりか監督の瑞々しい感性と、ダークコメディの要素が混ざりあい素晴らしい融合を果たしていると感じます。
特に、SNSとそれを使う愚かな⼈々への⾵刺、付き合ってはいけない男の3Bなど現代要素と、『親指ウォーズ』など古典SFネタを上⼿く作品に落とし込んでいる⼿法には思わずニヤリと⼝⾓があがりました。
キャラクター、設定、ストーリーもまさに令和に相応しいゾンビ映画が完成したと強く感じます。
ぜひ、この愛の物語を劇場で体感してください!
<⼈喰いツイッタラー:⼈間⾷べ⾷べカエル コメント>
ほぼ出し尽くしたと思われたゾンビジャンルにユニークな切り⼝で臨んで個性を出し、更には排斥思想の恐ろしさといった社会的要素も組み込む。ゾンビ集団による襲撃の⾒せ場もあり、アイデア先⾏に終わらせずホラーとしての矜持も感じられる。最後までとても真摯なゾンビ映画でした。