
<芦田愛菜 コメント>
私が演じた「一子」という役は、「ミステリー・アリーナ」の予選を1位で通過した、とても頭の良い女の子。隣には、なぜか一子にしか見えない「サンゴ」という女性がいる少し変わったキャラクターです。
通常のミステリーは謎解きが一回ですが、本作は文面の解釈は読み手によって変わるというクイズです。原作を読ませていただき、小説だからこそ伝わる面白さだと思っていたのですが、映像化する際の脚本のアイデアも面白く、解答する人によって何回もその謎解きのワクワクを味わえることがこの作品の面白さで新しいなと思いました。また、私自身、ミステリー作品で長台詞で謎解きをするのが初めてだったので、憧れの「犯人は……!」というセリフを言えたのはうれしかったです。
唐沢さんが樺山さんを演じると聞いてから脚本を読んだので、すぐにイメージが浮かんで撮影までとても楽しみでした。現場では私の予想以上のダークジョークたっぷりで「唐沢さんが演じる樺山さん最高!」 と思っていました。
私は堤監督の『TRICK』の奇想天外な物語に魅了されていたので、撮影が楽しみでした。撮影現場では、監督からこうしたらもっと面白いんじゃないかというアイデアがどんどん出てきて、その瞬発力で面白いものが生まれていく過程に参加できた喜びがありました。撮影が終わった瞬間から「映像がつながったらどうなるんだろう!」 と完成がとても楽しみになった作品です。次から次へと展開するワクワクドキドキたっぷりの、いままでにはなかった新しい感覚のミステリーだと思います。みなさん、ぜひ楽しみにしてください!

<三浦透子 コメント>
とても語るのが難しいキャラクターではありますが、一子の“心の友”が「サンゴ」です。芦田さんとの撮影初日は、サンゴと一子の関係性が見えてくるシーンだったので、そこでふたりの空気感が生まれたと思います。その日のおかげで、そのあとの撮影でもとても居心地よく撮影ができました。
私はミステリーが好きなので、純粋にミステリーとしての展開の面白さがある作品だなと思いました。キャラが立っていて、それぞれの背景がしっかり描かれているので「サンゴはどうやって演じようかな」という楽しみもありました。
堤監督からはおじさんっぽい「べらんめえ口調がいい」というお話があったので、気前の良さみたいなものを意識して演じました。
本作は物語の展開が早く、一見シンプルなミステリーからはじまって、徐々に登場人物それぞれの人間ドラマが描かれていく作品だと感じています。サンゴと一子は生まれた時から築いてきた強いつながりや絆があり、それがどうやってこの「ミステリー・アリーナ」というクイズ番組と関係し、ふたりに影響しているのか? その部分は脚本を読んでとても心が動かされた部分だったので、見ている方に伝わるよう心を込めて演じました。ぜひ、劇場で観ていただければと思います。

<鈴木伸之 コメント>
僕が演じた「ギャンブル」は、この「ミステリー・アリーナ」というクイズ大会で賞金100億円を誰よりも欲している男です。そして、大会に参加しながらも「解決しなければならない問題」を抱えています……。僕自身、ミステリー作品に出演するのが初めてで、先が全く読めないストーリーだったので「どんな結末で誰が犯人なのか?」 と展開を想像しながら楽しんで台本を読ませていただきました。
撮影初日に感じたのは、とても緊張感のある現場だったことです。自分が想像していたよりも、もっと「ギャンブル」という男を考えて臨まないとまずいな…と思わされました。堤監督は2度目(2014年の舞台「真田十勇士」)で約10年ぶりですが、監督が作品にかける想いや、細部へのこだわりをひしひしと感じ、監督が思い描く「ギャンブル」を体現したいなと思ってとにかく集中して撮影に挑みました。
今までのミステリー作品にないくらいレパートリーに富んでいる作品で、いろんなことが同時に起きながら進んでいくので、目が離せない瞬間だらけな作品になっています。ガンアクションも初めて体験したり、斧でモノを壊したり…迫力あるアクションパートにも挑戦しているのでぜひ注目してください!