この度、映画の公開に先駆け、3月10日に吉田羊が登壇する公開アフレコイベントが実施された。

自身が演じる老グマホーム院長・クラリッサをイメージしたシックなグレーの衣装で登場した吉田は「もともと大好きな作品だったので、アフレコに参加出来て夢のような時間でした」と収録を振り返ると「今回私が声を当てさせていただいたのは、パディントンの育ての親であるルーシーおばさんが入居する老グマホームの院長クラリッサという役。パディントンやブラウンさん一家に寄り添って、一見親切で優しい女性なのですが、何やら裏がありそうな一癖あるキャラクターです」と役柄について説明。
劇中でクラリッサは歌を口ずさむなど陽気な一面を見せる。吉田は「英語版で演じているオリヴィア・コールマンさんは、私も大好きな俳優さんなのですが、どこかコミカルで本心が見えそうで見えないお芝居をされているんです」と見どころを語ると「オリヴィアさんがとても表情豊かにお芝居をされているので、その顔に合わせたニュアンスのセリフを意識して声を当てさせていただきました。歌も、まるで『サウンド・オブ・ミュージック』か、と思うぐらいの勢いで、オリヴィアさんが歌い上げていらっしゃるので、ぜひ英語版も劇場で観ていただきたいです」とアピール。
そんな難役に挑んだ吉田はこの日、自身が演じたシーンの生アフレコと歌唱を披露!パディントンとクラリッサが出会い、ルーシーおばさんがいなくなってしまったことをパディントンに伝えるシーンがモニターに映し出されると「パディントン、出ていったの。どこへ行ったかさっぱり……。何かを探し求めて出かけたみたい、ジャングルへ」と情緒たっぷりに声を当てた。
