続いて、クラリッサが陽気に歌う姿に合わせて吉田が歌唱するシーンになると「問題はこちらですよ」と苦笑いを浮かべるが、吉田はテンポよく、快活に歌い上げると会場からは大きな拍手が。吉田は「昨日の夜かなり練習しました」と笑うと「ミュージカルさながらの歌唱で、特に歌い終わりがかなりのロングトーンなので、かなりプレッシャーでした。でも歌自体が、パディントンをペルーに向かい入れるという、すごくワクワクと期待感に満ちた曲なので、私自身が楽しんで歌って、それが伝わるといいなと思いながらアフレコ挑みました」と振り返っていた。

吉田自身、『パディントン』には運命的な縁を感じていたという。「昨年の夏、イギリスに短期留学したのですが、その時のホストファミリーが英語の教材の一つとして進めてくださったのが、映画『パディントン』だったんです。お子様もご覧になるということで、英語表現がとても分かりやすく優しい。また喜怒哀楽がふんだんに盛り込まれているので、自分の感情と連動して英語を学ぶことができ、とても英語習得に効率がよい題材だなと思っていたんです」というエピソードを披露すると、そこから『パディントン』のことが大好きになり、どこに行くときもパディントン駅を経由していくほど、吉田のなかで存在が大きくなっていったという。そんななか、本作のオファーが舞い込んだという吉田は「もう運命ですよね。絶対やらせていただきたいと思いました」と即答したという。

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