この度、本映画祭の「開催直前 !プレゼン対決&“開祭”宣言イベント」が実施され、映画祭チェアマンを務める太田光(爆笑問題)が登壇した。

長らく本映画祭に関わって来た太田は今回も興奮気味。前のめりになり過ぎてステージの立ち位置を間違えるハプニングを挟みつつ「年々上映作品数が増えているので…観るのが面倒くさい!」とボケつつ「どの作品も本当に見応えがあって素晴らしい!自分の知らない問題も沢山あって、まさに人の数だけ物語と問題があるのだと感じた」と、金の違法採掘が原因で先住民族の子供たちの間で健康被害が多発している問題を描いた『埋もれる叫び~南米アマゾンで広がる子ども達の異変~』を例に出し、ラインアップの進化を語った。

また太田は上映作品の中で『彼女が選んだ安楽死~たった独りで生きた誇りとともに~』が印象的だったといい「自分と同年代である彼女(本中で安楽死を選んだ迎田良子さん)は悲観的にならず『いい人生だった』とスイスに渡って幸福そうな顔で旅立つ。凄いなと思ったし、生きていくことがどう死んでいくのか?という事と重なった。こんな風に肯定的に自分の人生を受け止められるものかと感動した」と胸を撃たれていた。
