そんないま最も注目されているタリア・ライダーが本作にて演じるのは、世界最高峰のバレエ団“ボリショイ・バレエ”を舞台に、完璧なプリマになることに取りつかれたアメリカ人バレリーナである主人公のジョイだ。この役にキャスティングされたことついてタリアは「私の祈りが届いた瞬間でした。自分が深く感情移入できるジョイという役に、自分自身のすべてを心から注ぎ込むことができるんだという喜びがありました。私は演技をすることがもちろん大好きですが、私にとっての一番は、3歳の時からずっと続けているダンスです」とコメント。

タリアはバレエの基礎はあったものの、コンテンポラリーダンスの踊り手だったため、ジョイ役を演じるにあたりプライベートで1年間のトレーニングを積んだ。今回合わせて解禁されたボリショイアカデミーでの伝説的な教師ヴォルコワ(ダイアン・クルーガー)の鬼レッスンシーンからもわかるように、彼女は多くのダンスシーンを代役を立てることなく自身で演じている。彼女の役に対する熱量と誠実さが伝わるシーンとなっている。

また本作の監督ネイピア・ロバートソンはタリアについて「主人公のジョイは、ほとんど全てのシーンに登場する重要な役であり、かつ、とても高いスキルが必要とされ、大きなプレッシャーもかかります。しかしタリア・ライダーは、そんなプレッシャーをはねのけ、僕の期待を優に超えてきました。本当に驚異的な仕事をしてくれました」と絶賛している。
本編映像はこちら https://youtu.be/1M79ziGl8Vo