この度、主演の後藤まりこのオフィシャルインタビューが解禁!

ー 映画の概要を聞いて、どう思いましたか?

岡本さんらしいな〜、(前作)『ディスコーズハイ』に通じるものがあるなと思いました。台本を読んだときに、「勝手に救われる」ということについて一瞬考えました。僕もそういうことあったなとか。「この曲は好きだけどこの曲は好きじゃない」とアルバムの曲を飛ばして聞くだとか、その人の人物像には興味はないとか、受け取る側の自由でいいと思っています。

ー 演じた瓶子結衣子はどういう人物だと捉えましたか?

台本を読んだ時と、完成版を観た時とでだいぶ印象が変わりました。普通の人だと思います。ギターを売りに行くシーンが象徴的です。ギターにステッカーを自分で貼ったんだと思うんで、やる気はあったと思うんです。でもやったら全然できひんから売りに出したんだと思うんで。あそこでなんでもできちゃってたら、それこそ漫画の中のキャラじゃないけれど、普通じゃなかっただろうなと思うし。

ー 監督とは撮影前にどのような話をしましたか?

あんまり喋ってないです。台本が送られてきて、「後藤さんなりに」と言われたので、かなり素の自分に近い部分があって、瓶子結衣子をもっと噛み砕けば良かったなという想いが残っています。『ディスコーズハイ』では、ライブシーンもなくて、子供に向かって喋る母親的な部分だったので、前作の方が僕はお芝居をしたと思います。

ー 何を心掛けて瓶子役を演じましたか?

心掛けたのは、セリフを間違えないこと、人に迷惑をかけないこと。基本的なことをちゃんとしようと思いました。自分は神様はいないと思っている派なので、神様という言葉に関しては、ふわーっとしていたんですけれど、珠に対しては堂々としていようと思っていました。

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