ー ライブシーンですが、“後藤まりこ”としてライブに出演する際と、何か意図的に変えたことはありますか?
意図的にはないんですけれど、演奏シーンは事前にレコーディングした音に合わせてやるという“当て振り”だったんですが、そのまま歌っちゃうんですよね。「声を出さんでもいいのに出してる自分がおる」みたいな感じでした。オーディエンスできてくださった方は一般参加の方なので、多分最初は当て振りじゃないと思っていたと思うんです。でも当て振りしているというのがわかるくらい大きな声で歌っていたんで、バレていたと思います(笑)。
ー 東京事変の刄田綴色さんのドラムはいかがでしたか?
ドラム、面白かったですよ!僕が当て振りだけど声出ちゃったみたいな感じで、刄田さんも当て振りだけど大きく叩く、というのが良かったです。ムードメーカーのドラムでした!
ー 翳ラズの楽曲は、歌ってみていかがでしたか?
岡本監督が作ってはるんで、らしいなと思いました。自分の曲とは歌い勝手も違うし、コード感も違ったんで、人の曲を歌うのは面白いなと思いました。
ー 岡本監督はどういう方だと思いますか?
とにかく言いたいことがいっぱいある人。言わな気が済まん人なんでしょうね?「ペットボトル」じゃなくて、「500mlの富士山の天然水の入った白い蓋の新品」とまで言う人なんです。それが彼の持つコミカルな要素になると思うし、僕は好きですよ。