実際にときめいてしまう劇中のキャラクターの行動はという質問には、「山田役をやっていて茜を常に見ていたので、茜が無邪気に笑う姿とか明るい姿がいいですね」という作間の回答を受け、「山下さんは一点の曇りのない笑顔ができる」と監督が絶賛していた。山下は「茜はお酒が弱いタイプなので、酔いつぶれて寝ちゃうんですけど、その時に山田がおんぶして家まで送り届けてくれるところがいいなと思いました。王道なんですけど、リアルではないですよね。現実的ではないなと思いつつ、山田だったらありえるのかなと思えて憧れます。」と明かした。

本作の一番の見どころでもあり、原作ファンも期待している「バレたか」シーンについて聞かれると作間は「みんなが重要なシーンと分かっていたので、このシーンへの期待度が高かったんですけど、なるべく考えないようにしていました。原作もアニメも復習して、プラス3次元の良さを意識しました。」と振り返ると、山下は「撮影のときに雨が降っていたのですが、それが私的には良くて、雨が降ってくれたおかげでちょうどいいテンション感で臨めました。ギルドメンバーとのオフ会シーンの後でテンションが高かったので、一度クールダウンできました」と回顧。監督は「超一押しのシーンですね。大事なシーンだとみんなが理解していましたし、プレッシャーがかかるシーンだったので準備も大変だったと思うのですが、お二人の空気感がしっかり見えるシーンになったと思います。珍しくテイクを重ねたシーンではあったけど最高のシーンになりました」と自信をのぞかせた。

作間演じる超塩対応の高校生プロゲーマー山田にちなみ、新学期や初対面で“塩対応”にならないために気を付けることを聞かれると、作間は「相手のテンション感に合わせる。相手方も緊張しているケースが多いと思うので表情を柔らかくして後から打ち解ければいいのかなと思います。」とコメント。山下は「私は人見知りなんですが、会話をするときに相槌をしまくると人見知りに見えない。困ったときに“これ”という言葉や質問を持っていると安心できると思います。」とコメントすると作間との初対面の話に。山下は「作間さんとの初対面のシーンではお互いに緊張していたと思う。」と話すと作間も「僕も人見知りなので相槌作戦がうまくいかない時があるかも」と笑いを誘っていた。監督は「勇気を出して話しかけてみる。黙っている方が傷つかないかもしれないけど、話しかけてみるのが大事かなと思います」と新学期を迎える人にアドバイスを送った。

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