前作放送当時、生まれていなかった唐田・せいや・伊藤。共演しての印象は?

武田「そんなにギャップは感じなかったですね。3人とも、いいドラマを作ろうという意欲がありました。ただ、やたら『あのシーン、本当はどうだったんですか?』と、昔話を聞きたがるんですよ。でも、私も若手のときは大先輩に同じようにねだっていたなと。高倉健さんや渥美清さん、『七人の侍』の稲葉義男さん。あと、植木等さん。だから、聞かれる前にしゃべるようにしていました(笑)」

唐田にとって武田は「師匠のような存在」

唐田「鉄矢さんとのシーンは、どれも楽しかったです。でも、初めてご一緒するシーンは、自分でも分かるくらい緊張してしまって。『小さいころから見ていた武田鉄矢さんが目の前にいる!頑張らなくちゃ!』という感じだったんですけど、合間にいろいろお話してくださって。『俺についてこいよ』と言ってくださったので、それに無我夢中でついていったところもありました。『今の芝居、よかったからモニターを見に行ってこい』と言われたときは、本当にうれしくて泣きそうになりました。師匠みたいな存在でした」

武田「悪いところを指摘するよりは、褒めていきたいなと。台本どおりに頑張ると、セリフより前に表情が出ちゃうんですよね。それを突き崩さないとフレッシュな芝居、昭和で言う“生々しい芝居”。それが出ないんですよね。完璧なものがいい芝居じゃない。こけそうになりながらも立ち直るような感覚。その芝居に、彼らがついてきたときに『今のよかったよ』と伝えていました」

鈴木「撮影が始まったころ、別番組でお会いした鉄矢さんが『唐田さんにお芝居で教えたいことがあるんだけど、それを伝えてもいいかな』と言ってくださったことがあったんですよ」

武田「お芝居は、共演者とともに作っていくものですから。あんまり言いすぎるのもよくないなと思ったんですけど、先生役を長いことやっていたから伝えたくなっちゃって。3人とも伸び盛りだから、言っておけば、またどこかの現場でいいお芝居をするきっかけになるのかなとも思ったんですよね」

武田からの「お前、よかったよ」に、せいやが感激!

せいや「武田さんと一緒の現場は、宝物のような時間でした。僕はやっぱり芸人なので、俳優の仕事はアウェイで分からないことばかり。正直、ぶつかっていくしかないなと最初はめっちゃ緊張していたんです。でも、武田さんについていったら、何とかなるんじゃないかなと。涙を流すシーンも、自分にはお芝居で泣くような技術はないと思っていたけど、武田さんと向き合っていると自然と泣けてきて。『あの顔、よかった。受けの芝居がよくなった』と言われたときは、めっちゃうれしかったです」

鈴木「実は、せいやさんから『武田さん、僕のことをなんて言ってました?』と聞かれたことがありました」

せいや「ほんまのこと、聞きたいじゃないですか。裏で『あいつ、ダメだよ』と言われてたらいやだなぁと(笑)」

武田「…お前、よかったよ!」

せいや「うれしい!贈る言葉、直接もらえた!この作品で武田さんとご一緒できたのは、僕の財産です」

『102回目のプロポーズ』(C)フジテレビ

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