撮影現場では、武田による授業が繰り広げられることも!

伊藤「僕は、お二人に比べると武田さんとご一緒できるシーンがそこまで多くなかったんですけど、『このセリフ、すごく大事だから頼むぞ』と声をかけてくださって。スイッチの入る言葉をいただけて、すごく気合が入りました。空き時間、お芝居以外のお話もたくさんしてくださったのがうれしかったです。それが盛り上がりすぎて、周りのスタッフさんがちょっとソワソワしていることもありました」

せいや「武田さんが、漢字の話をめっちゃしてくれたんですよね」

伊藤「授業のような時間でした。某ドラマを疑似体験させてもらえているようで、楽しかったです」

武田「俳優って、無駄話がないと活力を得られないんですよ、無駄話のぜいたくさを若い方に味わってもらおうと思って、一人で頑張りました(笑)。昔、私は無駄話をねだるのが好きな新人だったんですよ。植木等さんに『今日はこれでおしまい』と言われたことがあったくらい。そういう無駄が次の仕事の栄養になっていくこともあるから。それを伝授しようと思いました」

伝説の名シーン「僕は死にません!」も登場!

せいや「楽しみにしていただきたいので細かくは言えないんですけど、トラックの前に飛び出した男はきっと武田さん以来ですから(笑)。『101回目のプロポーズ』のVRみたいな感覚でした。これ、横から撮ってますけど、僕からすると正面からトラックが迫ってくるわけで、ドライバーさんに命を預けてるんやと。令和の時代で、こんなに怖いということは武田さんのときはコンプライアンスなんてなかった時代ですから。相当怖かったんじゃないかなと」

武田「当時は、やっぱり怖かったですよ」

せいや「やっぱり!あと最初、このシーン、なかったんです。おさむさんを始め、スタッフはリスペクトがあったからこそ『やらない方がいいんじゃないか』と思っていたそうなんですけど、本読みのときに武田さんが『やろうよ』と言ってくださって。武田さんの一言で、実現したシーンです」

前作からは、薫の妹・千恵役の田中律子、薫の親友・石毛桃子役の浅田美代子も出演。

社会現象になったほどのドラマだからこそのエピソードも!

武田「田中のりっちゃんとは一緒のシーンも多くて、懐かしかったですね。当時、浅野さん演じる薫への恋愛感情をどう表現するか、丁々発止なところもありましたけど、浅野さん本人とはあまり深く語り合うような感じではなかったんです。かげろうのように、触れると壊れてしまいそうないきそうな雰囲気だったから。そのなかで1回だけ相談されたことがあったのを、よく覚えているんですけど、浅野さんが街を歩いていて『達郎のことを考えてやれよ!』と声をかけられたらしくて、『どうしたらよかったのかな』と。そのときに、僕は『いやあ、バカなやつがいるもんですね』と答えたんですけど」

『102回目のプロポーズ』(C)フジテレビ

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