撮影時のエピソードを聞かれ「楽しかった」と声を揃える出演陣。峯田が「三味線を弾きながら活弁をしなくちゃいけない役なんですけど、適当にはいかなかった(笑)」と明かし、「大雪の中、現場の隅で活弁を練習していたところ『よかったらあったかいところありますよ』と声をかけてくれた染谷さんの優しさが思い出です」と述懐。染谷は「撮影が劇場だったので、休憩も劇場の座席で。その空間がとても心地よくて幸せでした」と映画館が舞台の作品ならではの撮影を振り返っていた。監督はそんなロケーションについて「昔ながらの雰囲気を残したまま今も運営されている、生きている映画館で撮影できたのが贅沢な時間でした」と語った。

そして話題は、登壇日である3⽉21日が命日の⻘⼭真治監督との思い出へ。監督は「役者さんが持っている声を楽器のように扱う⼈だなと本作を通じて改めて感じました」とコメント。染谷は「活字だと喋っている印象が浮かばないんですけど、実際に喋ると心からの言葉になるんです。活字と⾳になったときの、その独特なギャップにすごくハッとさせられます。」と話し、続けて「⼈としても大好きな方だったので、いなくなってもいなくなっていない、ずっと続いているような気持ちです。だから今自分もここに立っているんだなと実感しています。そういう部分はこの作品に通じているところです」と語った。

1 2

3

4 5

RELATED

PAGE TOP