ー 演じたあゆみについては、どのような人物と捉えましたか?

24歳くらいの設定なんですけれど、賢くて、先を見据えて考えられる子で、プライドが高い。だから、自分が傷つくのも嫌だというか、自分が常に上に立っていたい女の子だなと思っていて、人の扱いをすごくわかっている(笑)。ベンチャー企業の中では、可愛がられたい。欲張りで、寂しがり屋だと思います。見る人によっては、敵に見えるかもしれないけれど、あゆみ目線に立って、味方もいてくれたら嬉しいなと思います。

ー あゆみはなんでそんなに寂しがり屋なのか、設定は考えましたか?

あゆみの人生の中で、そんなに人に愛されてこなかったのかなと思います。自分の中で考えたんですけれど、あゆみは片親で育ってきて、多分愛情をそこまで注がれなくて育ってしまったのかなと思っています。誰か一人に執着しやすいから、孝明のことは、手で転がしている感じだけれど、本当に好きだからこそ振り向いて欲しかったんだと思います。

ー あゆみの、実倉さんご自身と同じところと違うところは?

「相手によく思われたい」というのは私もあって、私は自分が嫌いな人にもよく思われたいというか、八方美人と言われてしまうこともあるんですけれど、あゆみは気にしていても良い意味で雑さがあって、嫌いって思われてもどこかで挽回してくる女の子。違うところは、あゆみは何事もズバズバ言えるところ。私は物事をハキハキ言うのに戸惑ってしまったりだとか、優柔不断な性格なんですけれど、あゆみはサバサバしているところが違うと思います。私はあまりぶりっ子な言い方はしたことがなかったのですが、小嶋監督に「最上級のぶりっこをしてほしい。あざとくいて」と言われて、あざとかわいいをめちゃくちゃ研究しました。監督に、「実倉さんがやるとちょっと弱気な女の子に見えてしまうけれど、あゆみには強くあってほしいから、あざとくてちょっと強い女の子を研究してほしい」と言われました。「人生チョロいい」っていうようなスタンスの強い女の子を演じていた山本舞香さんとか田中みなみさんのいろんな映画を見て、山本舞香さんのインタビューも結構読みました。

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