まずは脚本を読んだ時の感想について、鈴木は「初めて脚本を読んだ時は、関西弁でいうと「これは感動するやろ!」と思いました。この作品は兄妹愛の物語だけではなく、亡くなった大切な人への想いや、遺された人たちがどう痛みを乗り越えていくかという、広いテーマが込められています。そうした色んなメッセージが受け取れる部分が一番好きです。それから関西人はつい笑いにしようとする部分がありますが、その中からどうしても溢れ出してしまう瞬間や思いが表現されていて、関西を舞台にした意味のある作品だと思いました。」と、この作品ならではの魅力を熱く語った。

有村は「とっても懐かしい気持ちになって、どこかくすっと笑える、また新しい作品ができるんじゃないかなと思って参加しました。自分自身の過去を振り返られる作品であり、自分の家族や兄弟と過ごしてきた時間や、そんな家族と離れて暮らして自分が10何年間やれてきたんだなということを回想するような脚本でした。それから、鈴鹿くんの演じる太郎はカラスと話せるなど、個性あふれるキャラクターが登場しています。それによって、この作品のファンタジー要素も違和感を持つことなく、“花まんま“という世界に入り込むことができると思いました。」と振り返った。

また、完成した作品を観て、鈴木が「驚くほど初日から兄妹感を感じられて、相性が良かったと思います。」と明かすと、有村も「私も思っています!」と重ねた。鈴木は続けて「関西弁が大きかったです。東京だと遠慮するところを、関西弁だと壁を悠々と乗り越えられる特殊な言語だと思いました。有村さんとだから自然とできたと思います。」と関西弁のおかげもあって自然なやりとりができたことを振り返った。有村は「ただいま、といいたくなる空気感で、初日から壁を感じることなく、そこに“兄やん”として佇んでくださっていたので、こちらもリラックスして色んな感情を引き出していただきました。」と現場の和やかな雰囲気を明かしていた。

前田監督は「お二人は前世では兄妹だったと思います。リラックスされて壁がなかったので、仲良しすぎるから壁をつくろうとしていました。」と言う前田監督のボケに対して鈴木が「なんでそんなことするんですか(笑)。緊張しすぎですよ!」とツッコむやりとりも垣間見え、会場を和ませていた。

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