この度、解禁されたのは、喋って歌って変幻自在な一羽の鳥<デス>が歌って踊る軽妙な姿を収めた本編映像。
<デス>には、死を迎える者たちの声が常に響いており、その声に導かれるようにチューズデーの元にもやって来た。しかし、ひどく汚れ、心身ともに疲れ果てていた<デス>をチューズデーはお風呂に入れてあげ、優しく迎え入れる。そして、母親が帰宅するまで待ってもらうため、「私を殺す前に、この曲を聴いて。気に入ると思う」とICECUBEの「It Was a Good Day」を聞かせようとする。チューズデーは、「歌の主人公はたぶん…悲惨で苦しい人生を送っている誰か。その人にとって“いい日”っていうのは…」と曲について説明をすると、<デス>がリズムに合わせて彼女の元に近付いてくる。そして、「“良い日”とは悲惨な出来事のない日♪」と歌い始め、気持ち良さそうにリズムに乗って踊り出し――。チューズデーにこの曲を知っているかと尋ねられた<デス>は、「Classic」(原文)と答えている。ちなみに「It Was a Good Day」は1993年にリリースされており、本作のエンディングテーマとしても使用されている。
本編の中でもひときわチャーミングな<デス>の姿が見られ、ダイナ・O・プスィッチ監督もお気に入りのシーンのひとつに挙げている。プスィッチ監督は、ICECUBEの「It Was a Good Day」を選曲した理由を、「どのような環境や状況で過ごしていても、何も起こらない日はあるはずです。そんな平和な一日に感謝したくなるようなことが、チューズデーやゾラ、<デス>にだってあると考えていく中で、自分が描こうとしている物語にこの楽曲がとてもマッチしているんじゃないかと思い、セレクトしました」と明かし、ICECUBEが本作を観たかは分からないそうだが、「もし観てくれていたら嬉しい…」と期待を膨らませる。
本編映像はこちら https://youtu.be/b1sxBIU96yE