大人気作品の実写化ということで特に意識した事を聞かれると作間は「ましろ先生とお話させていただいて、山田のイメージを例えばこういう方みたいにと具体で教えてくださって理解が深まりました。原作ファンなので、色々裏話が聞けてお得だなと思いました。自分なりに思いを込めて演じた役だったので、そう言ってもらえるのはすごく嬉しいですね。」と語り、好きだらからこそのプレッシャーについて問われると「僕でいいのかというのはずっとありましたし、今もあります。お話いただいたからにはしっかりやりきらないといけないなと感じながら演じました。」と自信をのぞかせていた。山下は「茜ちゃんは原作の中で天真爛漫で明るい女の子なんですけど、実写でテンション感をどうするのかというのが課題としてありました。やりすぎるとおバカな女の子になっちゃったり、自分が考える茜ちゃんと違うなとおもったので、そこのテンション感を毎シーン丁寧に作ってましたね。」と役作りについて語った。

現場での二人の様子を聞かれると監督は「全シーンそんな感じです。現場では、お二人が本当に山田と茜だったので。番宣で作間さんの意外な部分が見えて作間さんこんな感じの方だったんだと知りました(笑)」とPR中の作間の印象を話していた。監督が続けて「山下さんは毎週遊園地に通っていて体力お化けだと思ってたんですけど、役作りの一環だった事を知って、すごく感動しました。」と絶賛すると、山下は「この作品の撮影期間中は、常にテンションを上げるようにしてました。」と明かした。作間からその点で「スタッフさんと一緒にみたいなのはいいなと思いますね。でも一日だけみんなのテンションが低い日があったんですけど、撮影が押して遊園地に行けなくなってしまったらしくて。どうにか元気出してくれないかと思ってました。」と撮影の裏側エピソードを明かした。

笑いが起こるラブコメの要素に加えて大人も楽しめる恋愛部分にも好評が集まっている本作。山田と茜の距離が近づくにつれて、エモさが増していくという反響があがっている事をうけて、作間は「最初はCGが多くて可愛らしいんですけど、終盤につれて人間模様も映し出されているので温かみを感じますし、エモいに繋がってるのかと思いますね。」と回答。山下は「茜が塩対応の山田に振り回されるのかと思いきや実は誰に対しても気さくな茜をみて山田が成長というか変化していくストーリーになっていると思います。山田は高校生なので大人としての自制心というか、茜が自分の気持ちをストップさせているところもポイントになっていて、映画の最後に山田が高校を卒業して二人のこれからが想像できるのが素敵だなと思いました。」とエモいポイントについてコメント。監督は「山田くんは今までのラブコメにないキャラクターで。少女漫画は男の子側がグイグイいく感じが多い印象だったんですけど、茜も気持ちをちょっとストップさせたりとか、相手の状況をみてグイグイいくだけじゃない優しさもある。そのポイントは映画でも守りたいと思いましたし、ポップに振り切るというのもやりたい事だったので、その両方をこの作品に入れられたかなと思ってます。」と作品への想いを語った。

映画ならではのシーンについて、作間は「マンガの部分もアニメの部分も踏襲できるというか。ゲーム画面があるからこそ叶う作品でもあると思います。アニメ版も好きなので、そういう体験が同時にできる映画って中々ないと思うので、実写で合体できるというのが良いところだと思います。」と、山下は「もぐらさんが演じる鴨田さんですかね。面白いけど恋愛の軸に邪魔してこないというか、ついつい見ちゃいますね。」と注目ポイントを明かした。

1 2

3

4 5

RELATED

PAGE TOP