一方、吉田は高速バスで福岡から上京してきた日を回想。見送りに立つ母親は気丈だったそうだが「翌朝8時に西新宿のバスセンターに着いてすぐ電話ボックスで実家に電話したら、電話口の母が泣きながら『もう帰ってこないと思ったら涙が出た』と言っていました」と当時の状況を振り返りながら目を潤ませていた。すぐに緊張してしまうという大平は「そんな性格もあってか学生時代は怖い人だと思われて友達が出来ませんでした。皆さん、私みたいにならないで!」と世間の新人たちに呼び掛けていた。

そんな中、4月から新生活を送る人たちに向けて松坂と吉田がエール。松坂は「寄り道を楽しんで欲しい。僕は道標となるような目標をいくつか立てながら仕事をしていますが、時には予期せぬことも起こります。でもそれを失敗とは捉えずに、長い人生の中での寄り道だと捉えるとそれも楽しむことが出来ます。皆さんにも寄り道を楽しむようなスタートを切ってもらえたら」。吉田も「人生の主役はあなた自身。人生をハンドリングするのもあなた次第。誰もあなたの人生を壊すことは出来ません。自分の感性と感覚を信じて、自分の人生を突き進んでください」とアドバイスした。

最後に松坂は「シリーズ3作目の今回はアトラクションに乗っているかのようなアドベンチャーです。エンタメ性が強くてワクワクするような内容です。最後まで楽しんでいただき、優しい気持ちになれる、少し心が浄化されるような、そんなパディントンの純粋な気持ちに浸っていただければと思います」とアピール。イベントは大盛況のうち終了した。

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