森と⻑久監督は、今年1⽉の第42回サンダンス映画祭にも参加している。森は「凄い熱気でした!」と当時を振り返り、上映中に思わず涙を流してしまった事実を告⽩。「⾃分の芝居に感動していたわけではないですが、撮影当時は全く⾟い記憶がなくて、(じゅじゅとして⽣きていたので)⼀つ⼀つにちゃんと傷ついてこなかった感じがありました。サンダンスで2回⽬に観た時に、そこの⿇痺感が取れてきて。普通の体に戻って作品を観たことで、じゅじゅとして過ごした時間は結構⾟かったんだなと泣いてしまったんです」と落涙の理由を解説、役をシンクロした撮影当時について明かしていた。

劇中では元たま・⽯川浩司による楽曲『ラザニア』が象徴的に使⽤されている。ギターの弾き語りで同曲を熱唱するシーンのある⼀ノ瀬は「とても良い歌で優しい歌詞だけれど、同時に怖さと不気味さも感じた。KAMIとして歌う時に、それが出せたら良いなと思った」と歌唱時の⼼境を⼝にしていた。

また『炎上』というタイトルにちなんで、⽕がつくほどに熱くなった出来事をそれぞれ発表。ウサギを8匹も飼っているという⼀ノ瀬は「うさぎの出産には、⽕が着きました!⼈間の匂いを付くと親が⼩うさぎを傷つけちゃったりするので…」とウサギの出産時の⼤変さを、汗を流しながら⾝振り⼿振りで熱弁。熱い“ウサギトーク”が⽌まらない⼀ノ瀬の様⼦に、思わず場内からストップがかかると、来場者からも⼤きな笑いが。⼀ノ瀬のお茶⽬で優しい⼀⾯があふれるこの姿に、⻑久監督が「今のお話しを聞いて、⼀ノ瀬さんとウサギの物語を書きたくなった」と感動した様⼦で語りかけ、それに対し⼀ノ瀬は「うわあ!うちのウサギがスクリーンデビュー!?」と⼤喜びだった。⼀⽅、森は「断捨離」に熱くなっているそうで「捨てる事に⽕がついてしまって、いるものまで⼈にあげてしまう。私のあげた洋服を友達がオシャレに着ていたりすると、メッチャ後悔して『ちょっとそれ返して!』という事態になっています」と苦笑いだった。

最後に⻑久監督は「簡単に感想を⾔いづらい映画だと思います。映画の出来る事は何なのか?そしてそのおこがましさについても考えながら丁寧に作りました。これからも応援してもらえたら嬉しいです」とメッセージを投げかけ、⼀ノ瀬も「社会の闇にスポットを当てた凄い映画が出来ました。これからも沢⼭観ていただけたら幸いです」とヒット祈願。主演の森は「誰かにとって⾃分だけの特別な1本だと思ってもらえたら良いなと思って『炎上』に参加しました。皆さんにとって“⾃分だけのもの”“⼤切な⼈にだけ教えたい”そんな映画になっていたら嬉しいです。その伝えたい相⼿がもし私だとしたら、そのメッセージを⾊々な形で教えて貰えたら嬉しいです」と呼び掛けていた。

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