この度、予告編とポスタービジュアルが解禁!
今回解禁された予告編は、11歳のフキが「みなしごになってみたい」というタイトルの作文を提出し、母親(石田ひかり)が担任教師に呼び出されるシーンから始まる。自由な発想で時たま大人を驚かせるフキだが、闘病中の父親(リリー・フランキー)をいつも気にかけ、放課後は父親の病室へ通う。そんな日々の中で、フキがそれぞれに事情を抱えた大人たちと対峙する姿が紡がれていくー。同じマンションに住む久理子(河合優実)が、哀しみに暮れた表情で、ベランダから下を見下ろしている事に気付くフキ。久理子は誰にも話せずにいた秘密をフキに打ち明け始める。またある時は、母が知り合った男性・御前崎(中島歩)や、大学生・薫(坂東龍汰)と出会い、フキの日常が変化していく。「人が死ぬと泣く、どうして悲しいんですか?」と大人に問いかけるフキの声。子どもと大人の間で揺れる、ひと夏が繊細に描かれる。
予告編はこちら https://www.youtube.com/watch?v=GzIK65JIwMA
併せて解禁されたポスタービジュアルには、楽しそうに踊るフキの様子が大きく据えられている。

うれしい、楽しい、寂しい、怖い…はちきれんばかりの感情を抱えたフキは、“哀しみ”を知って確かに大人に近づいていく。幾重にも変化する11歳の少女の表情は、私たちが過去に置いてきた、遠い日の宝石のような記憶を呼び覚ましてくれる。