この度、予告編&本ポスターが解禁!
今回解禁された本ポスターは、経済的、精神的虐待など、それぞれが違った苦しい環境に身をおきながら、社会に負けず必死に自分らしく生きようとする2人が寄り添いながら強い眼差しを見せる姿が映し出され、2人の眼差しが訴えかける強い気持ちが何なのか、そして何に対してなのか。そんな想像を掻き立てられる1枚のビジュアルとなっている。

さらに解禁された予告編は、経済的虐待をうける主人公の宮田陽彩、精神的虐待を親に売春を斡旋される江永雅に加え、過干渉な親から精神的虐待うける木村水宝石(あくあ)も登場する。陽彩、雅、水宝石、それぞれに違った形で親からの虐待をうける3人。親の援助をうけている水宝石に対し、経済的虐待をうけている陽彩から見れば<甘い>と毒づいてしまうが、「不幸って他人と比較できることじゃなくない?」と切実な思いを訴える水宝石の眼差しにはっとさせられる。
幸せも不幸も主観であって、人と比べることなど出来ないのだ。不幸比べをしても何も変わらない。子供には親の愛が必要かもしれない。だが、「愛している」という言葉で言葉を縛り付け、子どもを操り人形のように扱う親など必要なのだろうかー。
「クソみたいな世界で、わたしの人生を、生きる」、そう覚悟して突き進む3人の姿に、苦しみの先に見出すであろう自由を感じさせる爽快感の残る予告編が完成した。