また、タイトルの『懺悔室』にちなんで「懺悔したいこと」をそれぞれ告白。高橋は岸辺露伴を演じたこれまでの5年間を通して「どれだけピアスを落としたかわからない。今回のヴェネツィアでも落としましたし、探しました。水路に落としたのでは?と思ったこともあったけれどスタイリストさんが見つけてくれました」と述べた。飯豊もピアスについての懺悔で「私は話を聞いている時の動作が多いので、頷いたりしている時の振動でイヤリングの石が落ちてなくなってしまいました。でもミラクルが起きて、衣装さんのバックについている丸いボタンがフォットすることがわかって、ペンチでちぎって装着。何もなかったかのように撮影しました。チームワークに助けていただきました」とスタッフの機転に感謝。大東はヴェネツィアでの撮影期間中に貴重品の入ったバックを紛失するハプニングに見舞われたそうで「夜ご飯を食べた後で…。そのまま2時間くらいヴェネツィアの川を眺め、なんとかホテルのロビーに入れたもののそこで寝てしまって、翌朝プロデューサーに起こされました」と反省。ちなみに高橋はロビーで眠る大東の姿に気づいたそうだが、声をかけなかったという。その理由について「一人になってみたいときもあると思ったので…。でも大東君からは『声をかけてくださいよ!』と言われました」とマイペースに弁解していた。一方、井浦は周囲に内緒で共演の戸次重幸と二人でヴェネツィアにある5つ星レストランで食事したことが「後ろめたい」と懺悔していた。

最後に主演の高橋は「ヴェネツィアの風景の中でお芝居をして、それがしっかりとした世界で統一されているというか、地面に足がついている気がしました。まるで海外でオペラを観ているような感覚に僕はなりました。これまで観たことのない作品に仕上がっているのではないかという確信があります。言葉にすると月並みかもしれませんが、これまでにない世界が表現されているのではないかと。原作ファンの方にも、実写でファンになってくれた方にも、シリーズを観たことがない方にも、ヴェネツィア旅行をしているような感覚で観ていただける作品でもあります。ぜひ体験していただけたら」とアピールしていた。
