鈴鹿は「カラスと話せる学者」という変わった役で見た目のインパクトも強いキャラクターを演じている。太郎役を演じる上で意識したことについて、鈴鹿は「カラスと喋れるというと不思議な感じがしますが、そこに向き合う真っすぐさや紳士さを伝えられたら変に見えないと思いました。その姿勢がフミ子と向き合う時にも表れるので、紳士で誠実な人というのは意識していました。」と役作りへのこだわりを明かした。さらに、鈴木と有村との共演について、「お二人とも優しくて、現場で悩んだ時も大丈夫だよって……今みたいな」と視線を感じた鈴鹿が話をふると、鈴木は「大丈夫かな?って見ていたんだよ。(今日も)大丈夫。」とフォロー。その言葉に鈴鹿が「こんな感じで支えてくださって本当にありがとうございました。」と答えた。

そんな鈴鹿について鈴木は「央士くんは太郎と同じような雰囲気をまとっているボーイで、アテ書きをしたんじゃないかと思うくらいぴったりの役でした。この中でカラスと喋れそうなのは央士くんだなと思います。」と役柄にピッタリだったことをコメントすると、鈴鹿は「特殊能力を持っていそうで嬉しい」と喜びをあらわにした。
太郎の婚約者という役柄で鈴鹿との共演シーンも多かった有村は「愛されるべき人だなと思いました。どこの現場でも愛されているんだろうなと思います。人としてユニークで、この人の実態って一体なんだろうと深堀りしたくなる人柄だと思います。」と鈴鹿の愛される人柄について言葉にした。さらに有村から「監督とどこか似ている」と言われた前田監督は「どう見ても似ていませんよ(笑)。央士くんは優しいんですよ。僕も大好きです。」と鈴鹿とは似ていないと主張しつつ、鈴鹿へのラブコールを送っていた。

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