鈴木演じる俊樹とウイカ演じる駒子は、本当の幼馴染のような空気感で登場している。幼馴染特有の距離感を作る上で工夫したことについて、ウイカは「関西弁で亮平さんがお話してくださって、座組が家族みたいでした。監督のおかげでアットホームな雰囲気もあり、自然と家族感がでていたので気負わずに役に向き合えました。駒子をちょい役だと思っている方がいると思いますが、一番親近感を持って観ていただける役かもしれません。両親と二人しかいないけど、家族のような特別な存在を駒子に託してくれたんだと思います。みんなにとっても私が幼なじみのように思ってもらえると思います。」と、駒子のシーンをしっかり観てほしいとアピールした。そんなウイカとの共演について鈴木は「最高でしたね。会ったときから幼なじみのような雰囲気で、アドリブは何をだしても返してくれて、これ以上ない幼なじみでした。」と賞賛を送った。さらに、「僕の中では駒子が主役です。大阪のイメージを背負った役でもあると思います。」と明かすと、オール阪神・巨人もウイカのアドリブの凄さについて熱を込めて語っていた。

そして、コンビ結成50周年を迎えたオール阪神・巨人は本作で本格的な俳優デビューを果たした。本作への出演について、オール巨人は「今回は役をいただいて、正式なデビューになりますが、オールドルーキーにもほどがありますよね。阪神ちゃんとは一緒のシーンがほとんどなかったのですが、最後の結婚式の撮影の時に二人で漫才をやらせていただきました。」とコミカルなトークで撮影中のエピソードを振り返った。そして話の結びに「何が何でも『花まんま』、食前食後に『花まんま』、産前産後に『花まんま』、頭痛歯痛生理痛にも『花まんま』。よろしくお願いいたします。」で締めると、会場に笑いと大きな拍手を巻き起こしていた。さらに、鈴木へ仕込んだという猫背のネタを会場で披露し、客席からはさらなる爆笑が起きていた。

また、鈴木、有村、鈴鹿、ウイカの4人で前田監督の家を訪れ、「たこ焼きパーティー」をしたというエピソードが明かされると、オール巨人が「呼んでもろてない」とすかさずツッコミ。ウイカは「玄関に“たこ焼き”という暖簾がかかっていて、これは本気だと。とてもおいしいたこ焼きと白玉のデザートを用意してくださっていました。」とパーティーの様子を明かした。その場で有村がオーディションをたくさん受けていたという話になり、監督がオーディションでどういうところを見ているかというトークになったという。そんな中、「文字にすると3文字くらいしか喋っていなかった」とウイカに暴露された鈴鹿は「すごく豪華なラジオを聴きながらたこ焼きをしている感覚でその場にいました。」とコメントして笑いを誘っていた。

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