幼馴染としての自然な掛け合いが光る鈴木はウイカとの共演を振り返り、「駒子とのシーンは本当にお芝居が楽しかったですね。初日の最初の撮影シーンから『ああ、俺らずっと一緒にいたやんな。近所でずっと一緒に育ったな』という感じの、本当にただの幼馴染のような空気をお互いに出せたんですよね。相性も良かったと思いますし、ウイカさんに助けていただきました」とコメントを寄せ、初共演とは思えない二人のリアルな関係性が、作品の中でも生き生きと表現されています。

ウイカが演じる三好駒子は、映画オリジナルのキャラクターであり、俊樹とフミ子を支える、物語に欠かせない大切な存在として登場します。素直になれない俊樹に対し、駒子は時に厳しく、時に優しく寄り添いながら、彼の背中を押そうとする役どころ。ウイカは、駒子と俊樹の関係性について「駒子もきっと、さまざまなものを背負っているはずですが、それを口にすることはありません。(俊樹との)この関係を続けているけれど、やはりどこかで、『こいつをしばいて、ケツに火を付けさす』というか、『“目覚めさせる”のは自分しかいない』という唯一無二の使命感のようなものがあったと思うんです」と語り、自身が演じたキャラクターに込めた想いも明かしています。
本編映像<幼なじみの距離感篇>はこちら https://youtu.be/ZT01HsPjEu0