2024年劇場公開 日本×フィリピン合作映画『DitO』。『DitO』（ディト）とはフィリピンのタガログ語で、ここ＝hereの意。日本に妻子を残し、異国の地・フィリピンで再起をはかるプロボクサー神山英次。ある日、神山の前に一人娘の桃子が現れる。再会した父と娘は衝突しながらも徐々に親子の絆を深めていく。そんな中、40歳を迎えた神山に、ラストチャンスとなる試合の話が舞い込んでくるー。
主演・監督をつとめるのは、2001年NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」で俳優デビューし、2011年に映像制作会社KURUWA.LLC(曲輪合同会社)を設立、数多くの映画やMVを制作し近年では国内外でプロデュース作品を手掛けている結城貴史。俳優としてもディズニープラスオリジナルドラマ「フクロウと呼ばれた男」、映画『ココでのはなし』（こささりょうま監督）、『本心』（石井裕也監督）、アーティストAI「Story(2025Ver.)」MV、稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」MV、アフラックのCMに出演するなど多岐にわたって活躍。初の監督作品となる本作では、落ちぶれても前を向き奮闘するボクサーを全身全霊で体現する。生き別れた父を探しフィリピンにやって来る娘の桃子には、本作の演技力が高く評価されローマやNYの国際映画祭で最優秀女優賞を受賞、TBS「笑うマトリョーシカ」、NHKプレミアム「団地のふたり」、TBS 「対岸の家事～これが、私の生きる道！」など立て続けに話題作へ出演し今最も勢いのある実力派女優・田辺桃子。また、神山の妻ナツをTBS「ライオンの隠れ家」、Netflix「阿修羅のごとく」、Netflix「新幹線大爆破」と注目作へのオファーが相次ぐ尾野真千子が演じている。