更に、クルーの羽鳥(森七菜)は外国人乗客と医師の通訳として橋渡しとなり船内に明るさをもたらし、6歳の息子と乗船し糖尿病を患っている河村さくら(美村里江)は、客室に足止めとなったことでインスリンの支給が必要になるなど先の見ない不安が隔離生活を続ける客室にも広がり殺伐としていく中、クルーのアリッサは毎日各客室にあたたかい料理を笑顔で運び続ける、そんな乗客と乗員の交流も描かれている。

物語の終盤には、両親が陽性となり子供二人きりでとりのこされてしまった幼い兄弟がいたことが分かり、更に弟の陽性が発覚し兄弟を別々の場所に隔離しなければならない状況に。異国の地で離ればなれにするのか、大人たちは決断を迫られる。

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