懺悔室で“告白”をする男・田宮(井浦新)は、笑っているようにも、泣いているようにも見える仮面をつけている。表情も読み取れず、どこを見ているかもわからない不気味な佇まいだが、一体何が彼をそうさせるのか。

そして、原作ファンから、一番熱い視線を浴びているのは、やはりポップコーン対決シーンだろう。原作の世界観をしっかりと受け継ぎ、水尾(大東駿介)は2日間にわたる撮影をやり遂げた。台本にして9ページ分のポップコーン対決に、渡辺一貴監督は、150カット近くに及ぶほど、細かく撮影プランを練ったという。

今回解禁された写真の中には、真っ赤な修道女のような服に身を包んだ“憑依少女”の姿もとらえられ、彼女の舌には、何やら不穏な影が、、、、?

ソトバから、幸せの絶頂の時に“絶望を味わう”という奇妙な呪いをかけられ、幸せから必死に逃げ続けてきた水尾が、ついに“最高の幸せ”を感じてしまった瞬間、娘が憑依少女となり、その舌にソトバが現れるという原作さながらのシーンだ。

“ポップコーンを投げて、3回続けて口でキャッチできたら、呪いは消える”――その言葉を信じ、生死を懸けたポップコーンバトルに挑む姿は、必見だ。