この度、予告編とポスタービジュアルが解禁!

公開されたポスターは、怪異な生き物たちが取り囲むダークな世界を背景に、古びたトランシーバーを握り大きな潤んだ瞳で一点を見つめる主人公エマの儚げでありながら強さを秘めた姿が強く印象に残る。少女の行く手を遮るものは何か、迷い込んだ異世界から抜け出すことはできるのかー。エマを待ち受ける不可思議な出来ごとを想起させる恐ろしくも幻想美溢れるビジュアルが完成。

また予告編は、「エマ、起きて」と母親が囁く声で目覚めたエマが不思議な森の中にいるシーンからはじまる。光が射す窓から昏睡状態で横たわる自身の姿と側で狼狽する父母を見て「私はここよ!」と必死で訴えるも、エマの声は届かない。両親のいる場所に戻りたい一心で進んで行く先々で怪奇な試練が幼いエマを襲う。古いトランシーバーから聞こえてくる母の声を道標に、小さな少女が最後に辿り着く場所はー。

予告編はこちら https://www.youtube.com/watch?v=_DeJooiz_p4

主人公エマを演じたのはライアン・スティーヴンス・ハリス監督の実子でもあるヘイヴン・リー・ハリス。撮影当時まだ5歳という年齢ながら、その小さな身体で様々な困難に直面しても決してあきらめず、健気に立ち向かっていくエマを見事に演じ切る。餓えた歯をガタガタと鳴らしながらエマを執拗に追いかける死神のような恐ろしい怪異《ティース》など、奇妙な生き物や現象はCGを使わず特殊効果を駆使。この予告編からもハリス監督のものづくりに対する飽くなき挑戦と強いこだわりをうかがい知ることが出来る。

“特殊効果の神”フィル・ティペットの『マッド・ゴッド』、ギレルモ・デル・トロ、敬愛するヤン・シュヴァンクマイエルをはじめ、ティム・バートン、『ダーククリスタル』のジム・ヘンソン、『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ、デヴィッド・リンチ、テリー・ギリアムなど様々な作品から得たインスピレーションを随所に散りばめながらも独自の映像美を追求し昇華させたライアン・スティーヴンス・ハリス監督渾身の一作!

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