三⽊の幼馴染で京の親友・⾼崎博⽂(通称:ヅカ)役の佐野は「ヅカはド陽キャでスクールカーストの上の上にいるような奴。でも嫌な奴じゃなくて、みんなと仲が良い。それは他⼈の気持ちが少しだけ⾒えてしまうから。誰とも分け隔てなく仲良くなれてしまうからこその悩みもあって、深みのある役どころです」と紹介した。

マイペースで予測不能な⾏動を取るミッキーの親友・⿊⽥⽂(通称:パラ)役の菊池は「予測不能な⾏動でみんなをかき回すキャラと思われがちだけれど、パラを解釈する中で愛おしく感じる感覚がありました。私が菊池⽇菜⼦としてめっちゃ⼈間であるように、パラもめっちゃ⼈間。演じる上では認めなくない⾃分の⼈間らしさを認める作業が必要でカロリーも⾼かったけれど、⾃分として成⻑できたと思います」と実感。そして「ヅカのお芝居をパラ⽬線で受け取って」とアピールすると、佐野も「そう、そこだけに注⽬してください!」とジョークを⾶ばし、すかさず奥平から「ダメダメ、こっちにもくださいよ!」とツッコミを受けていた。
内気な性格で、ある⽇学校に来なくなる宮⾥望愛(通称:エル)役の早瀬は「私は今⾼校⽣なので、エルが学校に来れなくなるきっかけは理解できます。誰かにとって些細な事でも誰かにとっては重要な事だったりするので、同世代ならではのリアルが切り取られていると思いました」と分析した。
撮影時の“かくしごと”を事前にフリップに記載して発表。中川監督は佐野との「筋トレ」といい「撮影現場に5キロの重い器具を持ち込んで合間に筋トレしました」と報告すると、佐野は「今、僕の腕はムッキムキのバッキバキです。脱いだらすごいです!脱がないけれど(笑)」と⾁体美に⾃信を持っていた。

早瀬は撮影現場では常にエルに成り切っていたそうで「ちょっぴりおとなしくしていました。本当はもっと明るいです!」と照れ笑い。これに菊池が「⼀緒にカレーを⾷べたじゃん?」と聞くと、早瀬「その時もエル!」と⾔い切って、共演者たちを驚かせていた。

菊池はアクションシーンの⾃主練として「公園で物⼲し竿をぶん回す」と明かし「近しい⻑いものが家には物⼲し竿しかなかったので、夜中に近所の公園でぶん回していた」と告⽩。幸い誰にも⽬撃されなかったそうだが、共演者からは「危ない!捕まるよ!」と⼼配されていた。