さらに公開に先立ち、フランスにゆかりのある土井善晴さん、タサン志麻さん、人生のドラマを深く見つめる作家の江國香織さんよりコメントが到着。

「家族の難しさ友情の難しさ、老いを受け容れることの難しさ、 愛することの難しさ生きることの難しさ、許すことの難しさーー。 複雑きわまりないことを、シンプルに描き切る知性。」

―作家 江國香織

「聖霊が住む森のきのこは喜びも深い悲しみも与え 愛は罪を冒し、罪は愛を生む 自分さえわからない揺るがぬ意思に自分は動かされているのかもしれない C’est la vie どうにもならぬ人生こそが美しい 日常には現れることもない無意識の自己と出会う映画だ」

―料理研究家 土井善晴

「穏やかな田舎暮らしの美しさを背景に 胸をギュッと掴まれるような恐ろしさと悲しみが押し寄せる 愛、友情、未解決の結末が、この物語をどう捉えるか、今私に問いかける」

―家政婦 タサン志麻

<STORY>

本作の主人公は、80歳のミシェル。パリでの生活を終え、人生の秋から冬に変わる時期を自然豊かなブルゴーニュの田舎で一人暮らしをしている。秋の休暇を利用して訪れた娘と孫に彼女が振る舞ったキノコ料理が引き金で、それぞれの過去が浮き彫りになっていく。人生の最後を豊かに過ごすために、ミシェルはある秘密を守り抜く決意をするー。

5月30日(金)新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

監督・脚本:フランソワ・オゾン

共同脚本:フィリップ・ピアッツォ

出演:エレーヌ・ヴァンサン、ジョジアン・バラスコ、リュディヴィーヌ・サニエ、ピエール・ロタン

配給:ロングライド、マーチ

公式HP:https://longride.jp/lineup/akikuru

(C) 2024 – FOZ – FRANCE 2 CINEMA – PLAYTIME

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